放送日:2020年1月15日
あらすじ
公式
青木が何者かに拉致された!?
警察情報をめぐり特命係と犯人の頭脳戦が始まる!サイバーセキュリティ対策本部の土師太(松嶋亮太)が、青木(浅利陽介)に頼まれたと言って、右京(水谷豊)に本を返しに来た。貸した覚えのない右京は事情を探ると、青木が無断欠勤している上、外部から警視庁のデータベースにアクセスしていることが判明。昨年、神田北署の管轄で起きた事件を調べていることが分かる。不穏な空気を感じ取った右京と亘(反町隆史)は、刑事部長の内村(片桐竜次)に青木が拉致された可能性を報告。捜査一課の伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)も加わり、内密な青木の捜索が開始される。捜していることが犯人に漏れないようにしつつ、まずは犯人の目的を知るべく神田北署を訪れる右京と亘。目的を告げずに昨年の「なにか」の資料を探す特命係を不審に思った刑事課の係長・後藤(津村知与支)は、赴任したばかりの若手刑事・木村(中村優一)に、右京たちを見張るよう指示を出す。そんな中、青木がアクセスを試みているのが、暴力団幹部が刺傷を負った事件だと判明し…。
警察情報を引き出そうとする犯人の目的は?
凶悪な相手に捕らわれた青木に命の危機が迫る!
右京と亘は正体不明の犯人を突き止められるのか!?
ゲスト:中村優一 津村知与支
ネタバレあり
- 土師が青木に頼まれたと言って右京に「蟻地獄図鑑」を返しに来たが、右京は貸した覚えがないため探ると外部から警視庁のデータにアクセスしていることが判明。
- 内村に青木が拉致された可能性があることを報告して内密に調べることに。
- 神田北署の捜査資料にアクセスしていたので神田北署に行って捜査資料を見ていると、今度は金狼会幹部が刺された事件の資料にアクセスしたためこれを調べる。
- 後藤(刑事課の係長)は不審に思って若手刑事の木村に右京らを見張るよう命じる。
- 木村と一緒に金狼会幹部、銀龍会組長にそれぞれ話を聞く。その後、木村は「相良(銀龍会構成員)は身代わりで出頭したのではないか」。
- 青木が別の事件の資料にアクセスしたため右京は土師に事件のデータを送ってもらい資料を見る。
- その事件の加害者に話を聞き、右京はえん罪の可能性があるため加害者の親族の所在を確認するよう伊丹に依頼。
- 木村に事件現場に案内してもらい、近くに防犯カメラ発見。事件当時の映像を見ると、事件そのものは映っていないもののタクシーが通るのが映っており、木村はタクシーのドライブレコーダーの映像が残っていないか確認しに行く。
- 伊丹が来て石井琢也(加害者の息子)の所在がわからないと報告。そこに土師から右京に「青木が後藤個人のファイルにアクセス」と連絡があり、最終的にアクセスしたデータを送るよう頼む。
- タクシーのドライブレコーダーの映像を確認し、えん罪ではないと確認。右京は土師に「お願いしていたこと」を実行するよう頼む。
- 青木のパソコンに「無題」というファイル(フォルダ?)ができて開くとウイルスに感染。それによって右京は青木の居場所を把握。駆け付けると琢也がおり、青木の無事も確認。
- そこに木村も駆け付ける(青木が琢也の名前をかたって「警察官を殺した、死んで償う」とメールを送ったため)。木村は後藤が送検後も調べており、後藤が何かつかんだが黙っているのはえん罪の証拠だからだと思い、青木を使ってその証拠にアクセスしてえん罪を証明しようとした。
- 右京は木村に「大きな過ちがある、一人の若者を巻き込んで犯罪者にした」「警察官として、自分がしたことを恥じるといいでしょう」と説教。
- 琢也は「僕が一人でやったこと」と供述。
- 金狼会幹部を刺したのは相良と自首していたが、龍臣(銀龍会組長の息子)のアリバイはうそとわかり、事件現場近くの防犯カメラに血の付いたナイフを持っている姿が映っているのを見せて自白させる(相良は自分が身代わりになる代わりに河野を破門にするよう頼んだ)。
- 青木は土師に「おまえが助かったのは俺が作ったウイルスのおかげだ」と言われる。青木が右京に文句を言うと、右京はもっと早くウイルスのことに気付いていたが真相解明のために遅らせていたことを認める。
感想/気になる点など
- 右京はよく住居侵入とかするけど、「誰かを巻き込んで犯罪者にした」というわけではなければいいのかね? 右京は「警察官として、自分がしたことを恥じる」ということはないの?
- アクセス元のIPアドレスとか、青木が電話をかけた際の基地局の情報とかで居場所を探すことはしなかったの?
追記
キャスト
水谷豊:杉下右京
反町隆史:冠城亘
川原和久:伊丹憲一
山中崇史(山中たかシ):芹沢慶二
山西惇:角田六郎
浅利陽介:青木年男
片桐竜次:内村完爾
小野了:中園照生
中村優一:木村信士(神田北署刑事)
広田亮平:石井琢也(慶明大学工学部3年、直久の息子)
津村知与支:後藤嗣昌(神田北署刑事第一課係長)
松嶋亮太:土師太(サイバーセキュリティ対策本部)
荒谷清水:相良治夫(銀龍会構成員、広瀬を刺したとして出頭)
鈴木隆仁:黒川龍蔵(銀龍会組長)
小森敬仁:広瀬(金狼会幹部)
黒石高大:黒川龍臣(銀龍会、龍蔵の息子)
吉成浩一:梅本康平(神田北署署長)
コガコースケ:河野(銀龍会構成員)
神林茂典:石井直久
関本巧文:金狼会
久田悠貴:千葉義人(会社員、石井直久に突き飛ばされ死亡)
南瀬嵩:
相田真滉:千葉義人の同僚(戸川季史?)
宮下忠人:警視庁捜査一課捜査員
石黒鉄二:千葉義人の同僚(浜崎洋介?)
主な複数回出演者
- 土師太(松嶋亮太)は相棒16 第20話「容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ」、相棒18 第1話「アレスの進撃」、第2話「アレスの進撃~最終決戦」で登場。また、原タカシ役で相棒5 第2話「スウィートホーム」に出演。
- 津村知与支は日向貴文(記者)役で相棒13 第4話「第三の女」に出演。
- 荒谷清水は高柳元(前科のある贋作家)役で相棒9 第3話「最後のアトリエ」に出演。
- 鈴木隆仁は手塚正敏(手塚英雄の父親)役で相棒16 第5話「手巾(ハンケチ)」に出演。
- 吉成浩一は川田役で相棒15 第17話「ラストワーク」に出演。
ロケ地
劇中の場所 | 撮影場所 |
---|---|
Villa Garden Flare(青木が住んでいるマンション) | 練馬区のマンション1617 |
神田北署 | ふじみ野市役所[地図] |
広瀬が刺された場所 | 東映東京撮影所 GスタジオとNo.3ステージの間[地図] |
銀龍会 | 昭栄第2錦町ビル[ロケ地情報] |
銀龍会を出た後で歩いた道 | 空蝉橋通り[地図] |
相良治夫と河野が話をしていた店 | JAPANESE SAKE BAR TSUCHINOKO[地図] |
千葉義人が突き飛ばされた場所 | 北大塚2丁目の道(階段)[地図] |
刑務所 外観 | タムラ製作所[HP] |
右京、冠城、木村信士の3人で話をした喫茶店、木村信士が石井琢也と話をした喫茶店 | レストランファニー(蓮根)[HP][地図] |
黒川龍臣が防犯カメラに映っていた場所 | 東映東京撮影所 V1ステージ前の階段の上[地図] |
<撮影場所ごとのまとめ>
練馬区のマンション1617:Villa Garden Flare(青木が住んでいるマンション)
ふじみ野市役所:神田北署
東映東京撮影所[当ブログの記事]:広瀬が刺された場所、黒川龍臣が防犯カメラに映っていた場所
昭栄第2錦町ビル[ロケ地情報]:銀龍会
空蝉橋通り:銀龍会を出た後で歩いた道
JAPANESE SAKE BAR TSUCHINOKO:相良治夫と河野が話をしていた店
北大塚2丁目の道:千葉義人が突き飛ばされた場所
タムラ製作所[HP]:刑務所 外観
レストランファニー[HP]:右京、冠城、木村信士の3人で話をした喫茶店、木村信士が石井琢也と話をした喫茶店
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