放送日:2025年2月19日

あらすじ
公式
小手鞠の知人が殺人事件の容疑者に
真相解明の手掛かりは美しき絵画!?2か月前、小手鞠(森口瑤子)に誘われて一面の菜の花畑を訪れた右京(水谷豊)は、そこで虻川希美(松井愛莉)という女性と出会う。希美は、日本画の巨匠・虻川徹の娘で、自身もすでに高い評価を受けている美大生。小手鞠は、芸者時代に徹夫妻と交流を持ち、希美とも顔見知りだという。その菜の花畑は1年前、徹が心臓の病気で急死した場所でもあった。2か月後、画商の男性が刺殺される事件が発生。現場の状況などから、希美が容疑者として浮上する。警察は、画商が徹の死にかかわっていて、それを知った希美が殺意を抱いたのではないかと疑っていた。捜査に乗り出した右京と薫(寺脇康文)は、行方が分からなくなっている希美を捜すため、被害者の画商が最近、推していた倉田ひかり(山谷花純)という画家から事情を聞く。ひかりは、希美と同い年の美大生だが、境遇の違いから接点はなかったと語る。そんな中、徹の遺産をめぐって、驚くべき事実が明らかになる。
日本画の巨匠の死は病死か、他殺か?
容疑者の美大生はなぜ姿を消したのか!?
特命係が菜の花に隠された殺意に迫る!ゲスト:松井愛莉 山谷花純
ネタバレあり
- 右京と小手毬が歩いていて虻川希美(父親は1年前に病死した日本画の巨匠・虻川徹、小手毬はもともと知り合い)と出会って話をする。
- 画商の星郁夫が殺される。
- 現場で希美のイヤリングと血痕が見つかり、血痕はDNA鑑定により虻川洋子(希美の母親)の子どもと判明して希美が星殺害の容疑者として浮上。
- 虻川徹は1年前に持病の心臓病で亡くなったが、亡くなった時に発作時に飲む薬を持っていたのになぜか飲まなかったこと、その日に星も花畑の近くにいたことから伊丹らは星が薬を隠して死なせたのではないかと考えて捜査に当たる。
- 右京は現場で割れていた額に注目。西野守(ギャラリーのスタッフ)に話を聞き、事件当日に倉田ひかりも絵を搬入しに来る予定だったと聞く。
- ひかりに話を聞くと、壊れた額には自分の絵が入っていたという。
- 出雲から「希美にはアリバイあり」という話を聞く。
- 洋子にアリバイを聞くと「小手毬と一緒に喫茶店にいた」という。その喫茶店で、希美とひかりが同じモチーフで描いたと思われる絵を発見。
- ひかりのSNSを見て右京は「見えてきた」と言う。
- 虻川徹が死んだ場所へ行き、飯沢彰(虻川徹死亡時に臨場した警察官)に話を聞くと、虻川徹が倒れてから警察官が到着するまで通行人が見ていたため薬を戻すことはできなかったはずという。また、虻川徹が死んだのは同じ時期で、同じ時間になると光が強くなり右京は「全てつながった」と言う。
- ひかりに会い、「希美とひかりは誕生日や出身地が同じという共通点があったため調べると希美が生まれた助産院では希美の他にもう1人女の子が生まれていたがその日大きな台風があって全員が避難して取り違えの可能性は否定できない状況だった、そこで2人は入れ替わったのではないか、つまり虻川夫妻の本当の娘はあなたで現場に落ちていたのもあなたの血、おそらく君たちはおそろいのイヤリングをしていた」と指摘。そして希美が隠れていることも見抜いており、出てくるように言うと希美が出てくる。右京は「虻川徹はアーレンシンドローム(光の感受性が高く文字が読みにくくなる、カラーレンズで症状が和らぐことがありトレードマークの赤いサングラスはそのため)と思われるが絵を描く時だけは外していてデッサン時に強い光を見て同時に心臓病の発作が起きたため薬を取り出せず亡くなったというのが真相、ひかりも光に敏感と思われアーレンシンドロームには遺伝的要因があるという論文もある」と取り違えに気付いた根拠を説明。希美とひかりは話をしているうちに取り違えに気付いたものの秘密にしようとしたが、星が死んだ当日、星が公表すると言い出したためひかりは強引に自分の絵を持ち帰った(その際に出血してイヤリングを落とす)ものの星を殺してはいないと説明。だが、ひかりの血がDNA鑑定されたことを知って正直に話せば取り違えのことがバレてしまうと思って隠れることにしたという。また、ひかりはギャラリーで甘い匂いがしたという。
- 加賀夫妻に会い、事件当日加賀さゆりの姿はなかったことや(虻川徹の実の娘ではないとわかって値が下がる前に)希美の絵を売ろうとしていることなどを指摘すると、星とひかりの話を聞いてしまい殺したと認める。
- 洋子は実の娘ではないとわかっても希美を受け入れる。
感想/気になる点など
- 「現場にあった血痕は洋子の子ども」だなんてDNA鑑定からして「現場にいたのは希美じゃなかったというか別人だけど実は洋子の子どもなんだろうな」と思ってしまったけど、取り違えか。
今週の東映東京撮影所
- スタジオ21、連発。
キャスト
水谷豊:杉下右京
寺脇康文:亀山薫
森口瑤子:小出茉梨
鈴木砂羽:亀山美和子
川原和久:伊丹憲一
山中崇史:芹沢慶二
山西惇:角田六郎
田中隆三:益子桑栄
篠原ゆき子:出雲麗音
松井愛莉:虻川希美(美大生で1年前に病死した日本画の巨匠・虻川徹の娘)
山谷花純:倉田ひかり(飛鳥美術大学の学生)
荻野友里:虻川洋子
小林さやか:加賀さゆり(虻川徹のファン)
田中壮太郎:加賀正信(虻川徹のファン)
滝本圭:西野守(アートギャラリー ホッシュのスタッフ)
上原拓朗:飯沢彰(虻川徹死亡時に臨場した警察官)
榎本純朗:星郁夫(画商、アートギャラリー ホッシュを経営)
岡本正:(おそらく)虻川徹(日本画の巨匠)
主な複数回出演者
- 荻野友里は串田ユキ(間宮家の前家政婦)役で相棒10 第12話 「つきすぎている女」、谷志桜里役で相棒14 第14話 「スポットライト」に出演。
- 田中壮太郎は間宮清彦役で相棒10 第12話 「つきすぎている女」、岡田弘志(弁護士)役で相棒14 第11話 「共演者」に出演。
- 滝本圭は平田敦役で相棒18 第14話 「善悪の彼岸~ピエタ」に出演。
- 上原拓朗は住吉博也(宝石窃盗グループ)役で相棒21 第10話 「黒いコートの女」に出演。
ロケ地
劇中の場所 | 撮影場所 |
---|---|
右京と小手毬が歩いていて虻川希美と会った場所(虻川徹が死んだ場所) | 鴨川市の菜の花畑(菜な畑ロード?)[地図] |
アートギャラリー ホッシュ | STUMP BASE 1F[HP] |
虻川宅 | STUDIOピア Pia34 辰巳[HP] |
事件当日に虻川希美が防犯カメラに写った場所 | 鑓水の道(山野美容芸術短期大学前)[地図] |
加賀夫妻の喫茶店(事件当日に虻川洋子と小手毬が行った店) | 珈琲 達磨堂[HP] |
虻川徹展の会場(加賀夫妻が虻川徹と写真を撮った場所) | 東映東京撮影所 スタジオ21[地図] |
飛鳥美術大学(倉田ひかりが通う美大) | 山野美容芸術短期大学[HP][地図] |
虻川希美と倉田ひかりが話をした場所 | 東映東京撮影所 喫茶室(テラス)[地図] |
<撮影場所ごとのまとめ>
鴨川市の菜の花畑(菜な畑ロード?):右京と小手毬が歩いていて虻川希美と会った場所(虻川徹が死んだ場所)
STUMP BASE 1F[HP]:アートギャラリー ホッシュ
STUDIOピア Pia34 辰巳[HP]:虻川宅
鑓水の道(山野美容芸術短期大学前):事件当日に虻川希美が防犯カメラに写った場所
珈琲 達磨堂[HP]:加賀夫妻の喫茶店(事件当日に虻川洋子と小手毬が行った店)
東映東京撮影所[当ブログの記事]:虻川徹展の会場(加賀夫妻が虻川徹と写真を撮った場所)、虻川希美と倉田ひかりが話をした場所
山野美容芸術短期大学[HP]:飛鳥美術大学(倉田ひかりが通う美大)
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