放送日:2020年3月18日
あらすじ
公式
右京が“推理力減退症候群”を発症!?
謎の数字とフェイク動画に捜査は混乱
権力者の思惑が絡む難解な事件の真相とは?亘(反町隆史)は、最近、右京(水谷豊)の推理力が衰えているのではないかと、角田(山西惇)にこぼしていた。軟禁された天礼島の事件(2019年10月9日放送「アレスの進撃」)や、重大な見落としをして「僕としたことが!」と嘆いたテロ未遂事件(2019年12月4日放送「檻の中」)などをあげつらいスランプを危惧するが、右京自身は、どこ吹く風で…。
そんな中、元東亜ダイナミクス社長の桂川(村上新悟)が、自宅寝室で殺害される事件が発生。背中から刺された傷が死因だったが、なぜかスマホの音声認識アプリが立ち上げられていて、『99』という謎の数字が残されていた。さらに、現場のパソコンから発見された、桂川と女性の“ベッド動画”が波紋を呼ぶ。問題の女性は、顔認証から内閣情報調査室の柾庸子(遠山景織子)と判明したものの、政府直轄組織の人間ということで、警察としても配慮せざるをえなかった。
事件に興味を持った右京と亘は、現場となった桂川のマンションを訪れるが、そこには青木(浅利陽介)の姿が。上層部から“特命係一派”とみなされ、捜査から外されたことに反発して、協力を思い立ったらしい。右京は、青木から得た情報や現場の状況から、問題の映像にある疑問を抱く。いっぽうその頃、事件と何らかの関係があると思われる内閣官房長官の鶴田(相島一之)は、懇意にしている芸者・小出茉梨(森口瑤子)から悪巧みを指摘され…。
翌日、伊丹(川原和久)たち捜査一課は、桂川をスポンサーとして最新の映像技術を研究していた鬼石美奈代(坂井真紀)という大学の特任教授から話を聞いていた。しかし、飄々とした彼女にはぐらかされるばかりで要領を得ない。そんな中、「週刊フォトス」が桂川と柾庸子のあるスクープ映像を入手。監察官の大河内(神保悟志)の指示で特命係がその動画の押収をすることとなり…。解決の鍵は“動かぬ証拠”である映像!?
事件の背後には暗躍する政府高官の影が…
スランプ中(!?)の右京が、日本の闇と対峙する!ゲスト:坂井真紀 相島一之 遠山景織子 村上新悟 森口瑤子
ネタバレあり
- 冠城が「杉下右京推理力減退症候群」を吹聴する。
- 元東亜ダイナミクス社長の桂川が殺される事件が発生。現場のパソコンには桂川と女性の「ベッド動画」があり、顔認証から内閣情報調査室の柾庸子と判明。
- 右京と冠城は事件に興味を持ったものの捜査会議からは閉め出され、現場に行くと青木が待っていた。「特命係一派」と見なされ外された腹いせに協力することにしたという。右京は動画を見て「本当に本物なのか?」と疑問を抱くが、「本人が認めている」とすぐに論破される。また、スマホの音声認識アプリが立ち上げられていて「99」という数字が残されていたが、捜査一課の「救急車を呼ぼうとして犯人に止められた」という見解には異存はないものの、犯人はまだいるのに普通なら警察を呼ぶのではないか、と疑問点を挙げる。
- 伊丹と芹沢が、桂川がスポンサーになっていた准教授の鬼石に話を聞きに行って事件当日のアリバイを確認。
- デジタルフォトスに「桂川がクラブで女と痴話げんかしていた」という記事が載り、大河内は特命係に「画像は元は動画、令状を取るのはたやすいが今回の事件に絡めての押収は避けたい、穏便に押収してこい」と白羽の矢を立てる。その際右京は「杉下右京推理力減退症候群の噂の出所は神戸だろう、冠城はそれを広めているようだが勝手な心配は大いに迷惑、免役ができて同じ病にかからなくなっている、長期の花の里欠乏を見事に克服している」と強く主張。
- フォトスに行って楓子と話をしていると編集部が騒がしくなり、記事の画像が無修正動画に改ざんされていることが判明。青木が調べて「DDoS攻撃」と推測。右京は編集長に「電子計算機損壊等業務妨害罪の捜査に必要な証拠品として動画をぜひ提出していただきたい」と頼み、編集長は「これは貸しだ、3倍返しだ」と承諾(女は柾と確認)。
- クラブで話を聞くと、「痴話げんかがあったのは間違いないが閉店後にスタッフから報告を受けただけ、桂川はオープンの頃から利用していた、連れの女性はその都度違うぐらいに変わっていた」とのこと。
- 特命係で話をしていて、右京は「映像という証拠の信憑性が揺らぎつつある、ディープフェイク、AI技術の発展応用によって本物と見分けのつかない偽映像を作れるようになった」と言うが青木は「例の動画は本物だった」と告げて去る。しかし右京は「補強するかのように新たな映像が出現したのは違和感があり、作為を感じる」。
- 美彌子が栗橋と話をした後、「特定秘密保護法で縛られた」と右京らに話す。そのことから、「美彌子が聞かされたのは防諜(カウンターインテリジェンス)に関する情報ではないか、ディープフェイクの開発が官邸主導で行われているとしても不思議はない、そこに桂川も絡んでいた」と推理。
- 伊丹らにAI関係で桂川の関係者がいないか聞くと、鬼石がいるが動画でアリバイは完璧とのこと。
- 鬼石の研究室に行くが鬼石はおらず、大学の事務局に行こうとしたら学生が話し掛けてきて、フォトスに動画を売った人物と判明。動画は鬼石からもらったとのこと。
- 峯秋は右京のために「花の里の代わりの店」を作ろうとしていて、元芸者の茉梨が新たに出す店に右京を呼ぶ。そこで峯秋が茉梨に年齢を聞くと、「こう見えても結構いってる」と出征兵士を見送る動画を見せる。誰が作ったか聞くと、「本物以上の偽物を作れると豪語する人がいたので試しにお願いしてみた」としか教えてもらえず。
- 青木に調べさせたら、「鑑定結果は本物(ディープフェイクと判定できないので本物と言うしかない)」。官房長官の鶴田が小手鞠にずいぶんご執心だったらしいことを聞いて、「動画の作成をあっせんしたのは鶴田、作ったのは鬼石」と推理。
- 鶴田が右京を呼び出して話をする。鶴田は「朱雀は僕の師匠で、その朱雀を追い詰めた君のことはよく知っている。しかし権限もなく上に逆らって捜査をして何の意味があるのか?」と聞くと、右京は「究極的には真相を知るため、犯人検挙はそれに伴う結果、犯人に罪を償う機会を与えられないから真相を知るだけでは不満」と答える。
- 美彌子が「官房長官が迷宮入りを希望している」という話をすると、右京は「おおよその謎が解けた」と言う。
- 青木がパソコンをいじっていて何かを見つけるがすぐに隠す。しかし土師がそれに気付き、確認すると「柾が鬼石を拉致させている現場」の映像。そこで中園は柾を重要参考人として捜査を進めることに決める(実際にはその動画は青木が作ったフェイク)。
- 右京と冠城は「警察の動きは筒抜けで、捜査一課が動けば必ずリアクションがあるだろう」と栗橋を尾行し、柾の潜伏場所へ。そこには鬼石の姿も。
- 右京は「桂川と柾の動画は鬼石が作ったもの、内調はその技術を必要として桂川を使って鬼石を囲ってディープフェイクの研究をしてきてそれを特定秘密にした、桂川が殺されて現場には動画が残されていた、柾はそれを見て全てを了解したはず(残された映像がディープフェイクであること、殺したのは鬼石である可能性が高いこと)、しかし真実を語れば特定秘密が暴露されるばかりかこれまでの研究成果が全てふいになるため個人の名誉はかなぐり捨てて映像は本物と認めるしかなかった、なのに鬼石はディープフェイク第2段(クラブの動画)を用意、内調はサイバー攻撃でフォトスの記事をつぶした上で鬼石を野放しにできないと軟禁」と推理をぶつける。さらに、「桂川も研究成果が台無しになることを恐れた、つまり鬼石をかばった、桂川は背中にコンバットナイフが刺さっていると最初は思わなかったがナイフが刺さっていることに気付いたが通報したくてもできなかった、通報はできないが死にたくないという葛藤の結果救急車を呼ぼうとしたのだろう、しかし救急車を呼ぼうとしたところに鬼石がとどめを刺した、動機は嫉妬心ではないか」と続ける。鬼石は「この女とやりたくてやりたくて仕方ないみたいだったからその切なる願いをかなえてあげた、バーチャルだけど」と動画をいじったことは認める。
- 栗橋に「任意で応じてもらえないなら犯人蔵匿の現行犯で」と言うと柾は「かくまっていたのではなく自首の説得をしていた」と言い訳をし、栗橋は帰る。
- 右京が「鬼石のディープフェイクが見破られない限りあなた方は知らんぷりするつもりだった、この機会を利用して鬼石の技術を実地で試す実験をしていた、もし当局をだますことができたら鬼石の実験は大成功ということになるから」「殺人者として裁かれる身でありながらどこか晴れがましいその顔は、嫉妬の産物であると同時に新技術の公表、自らの技術の誇示だったのではないか」と言うと、鬼石は「私は虚栄心の塊だから日陰の身は嫌、大好物は拍手喝采」と返す。
- 取り調べで鬼石は黙秘。柾は一通りの聴取が終わったところで内村が「お引き取り願え、殺しの下手人が捕まればそれで十分、触らぬ神に祟りなし」と釈放される。
- 鶴田が電話で「真相もわかり犯人に贖罪のチャンスも与えることができて満足だろう」と言うと、右京は「土壇場でみそが付いたままなのが大いに不満」と答える。
- 鶴田は栗橋に「鬼石は起訴後保釈できないか? (殺人犯の保釈は)小野田がやった前例がある」と語る。
- 右京は「美彌子に操られていたのではないか」と思い至って「情報源というのが本当に存在したのか、ある程度真相を知っていてどんなキーワードを与えれば真相にたどり着くかを考えて『迷宮入り』をひねり出したのではないか」と聞くが美彌子は答えず。
- 「家庭料理こてまり」で神棚の設置を手伝う。
桂川宗佐(村上新悟)は相棒18 第1話「アレスの進撃」、第2話「アレスの進撃~最終決戦」、第9話「檻の中~告発」で登場。
感想/気になる点など
- マダナイが「おい、警察! こいつが下手人だ。捕まえろ!」と言うからには鬼石が犯人なんだろうなと思ってしまいました。正直、「ネタバレすんな!」って思います。
- 右京は「目的が手段を正当化するとは思いません、今も昔も」と言ったけど、「立派な住居侵入」とか、容疑者の髪の毛を「行っていない」と主張する場所に落として亀山に発見させたとか、親戚と偽って管理人に鍵を開けさせたとか、住人の許可なく家の中を歩き回るとか、いろいろしたけどそれはいいの? 今回も「フェイク動画を元に捜査一課が動くよう仕向けた」わけでしょ? それは問題ないの?
- 伊丹と芹沢に「AI関係者は?」と聞いて鬼石のことを聞いた後、廊下を歩いていてカメラが切り替わった時、右京と冠城の逆向きに歩いている人の状態が切り替わる前と違う。そもそもあのシーン人多すぎ。何かエキストラで出さなきゃいけない契約でもあるの?
- 「(鬼石は)事件の後、出てきてない」と答えるけど、少なくとも伊丹、芹沢が話を聞きに行った日はいたので間違いでは? そもそも「事件」って何を指して言っているの?
- 推理力減退(相棒10 第12話「つきすぎている女」)、朱雀官房長官(相棒3 第1話「双頭の悪魔」、第2話「双頭の悪魔II~堕天使」、第3話「双頭の悪魔III~悪徳の連鎖」)、亀山サルウィンに行く(相棒7 第8話「レベル4~前編」、第9話「レベル4~後編・薫最後の事件」)、殺人犯を保釈(相棒4 第1話「閣下の城」)など、過去のエピソードがふんだんに盛り込まれ。いやでも、北条晴臣(閣下)の保釈は小野田もだけど瀬戸内米蔵が法務大臣だったから、というのが大きいんでないの?
- 「家庭料理こてまり」が花の里の代わりになって、小出茉梨(森口瑤子)が「新女将」として今後はレギュラーとなるのでしょうか。
- シーズン18もこれで終わり。今年もお疲れ様でした。
キャスト
水谷豊:杉下右京
反町隆史:冠城亘
川原和久:伊丹憲一
山中崇史(山中たかシ):芹沢慶二
山西惇:角田六郎
浅利陽介:青木年男
田中隆三:益子桑栄
松嶋亮太:土師太(サイバーセキュリティ対策本部)
村上新悟:桂川宗佐(桂川コーポレーション社長)
神保悟志:大河内春樹
芦名星:風間楓子(週刊フォトス記者)
片桐竜次:内村完爾
小野了:中園照生
坂井真紀:鬼石美奈代(城和工科大学人工知能研究室特任准教授)
相島一之:鶴田翁助(内閣官房長官)
遠山景織子:柾庸子(内閣情報調査室カウンターインテリジェンスセンター職員)
陰山泰:栗橋東一郎(内閣情報調査室内閣情報官)
難波圭一:マダナイの声
佐々木春香:水戸弓子(桂川コーポレーション秘書)
橋本拓也:八津崎奨(週刊フォトス編集長)
関口晴雄:牧原芳宣(サイバーセキュリティ対策本部係長)
磯田龍生:萩原新三郎(フォトスに動画を売った男)
谷更紗:鶴田翁助の記者会見で質問した記者
花影香音:飯島露(フォトスに動画を売った女)
森ケン:クラブの責任者?
森山翔悟:デジタルフォトスの画像が動画になっていることに気付いた男
幸野紘子:週刊フォトス担当編集部員
友松栄:桂川のマンションの管理人
江守沙矢:鬼石が休んでいると答えた女性
南詩乃:デジタルフォトス改ざん後の動画の女
横山沙英:
大塚かよ:
所博昭:鬼石を拉致している動画の男
西沢智治:鬼石を拉致している動画の男?
安東大宙:
山本道子:江波和江(回想)
加弥乃:橘禾怜(回想)
足立理:成田藤一郎(回想)
森口瑤子:小出茉梨
仲間由紀恵:社美彌子
石坂浩二:甲斐峯秋
主な複数回出演者
- 桂川宗佐(村上新悟)は相棒18 第1話「アレスの進撃」、第2話「アレスの進撃~最終決戦」、第9話「檻の中~告発」で登場。また、戸村(囚人、刑吏夫)役で相棒9 第15話「もがり笛」、越本(金を奪ってバイクで逃げた男)役で相棒13 第10話「ストレイシープ」に出演。
- 土師太(松嶋亮太)は相棒16 第20話「容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ」、相棒18 第1話「アレスの進撃」、第2話「アレスの進撃~最終決戦」、第12話「青木年男の受難」で登場。また、原タカシ役で相棒5 第2話「スウィートホーム」に出演。
- 八津崎奨(橋本拓也)は相棒16 第20話「容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ」、相棒17 第1話「ボディ」で登場。また、川地雄介(川地祥子の夫)役で相棒15 第17話「ラストワーク」に出演。
- 相島一之は芝木倫明役で相棒5 第18話「殺人の資格」、仁藤景雄(産廃処理場の監督)役で相棒15 第9話「あとぴん~角田課長の告白」に出演。
- 遠山景織子は藤沢美紀役で相棒6 第4話「TAXI」に出演。
- 陰山泰は木佐貫功(警察庁首席監察官)役で相棒3 第4話「女優~前編~」、第5話「女優~後編~」、布川(理事長)役で相棒12 第12話「崖っぷちの女」に出演。
- 難波圭一は永沢成親役で相棒11 第11話「アリス」に出演。
- 所博昭、西沢智治は多数出演。
ロケ地
劇中の場所 | 撮影場所 |
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冠城と角田が弁当を食べながら話をした場所 | 国会前庭[HP][地図] |
桂川宗佐の住んでいるマンション | 品川区のマンション1820 |
警視庁 内村と中園が柾庸子と話をした部屋 | 川崎マリエン 研修室[HP] |
美彌子のマンション?(右京と冠城が送った美彌子を下ろしたり美彌子が栗橋に声を掛けられたりした場所) | 江東区のマンション1820 |
品川中央署 | 江東区役所 |
鶴田が栗橋と電話をしている時に通った道 | 新大橋通り(京王プレッソイン日本橋茅場町前)[地図] |
料亭(小手鞠がいた店) | 茶寮一松[HP] |
城和工科大学 | 日本大学理工学部 船橋キャンパス[HP][地図] |
警視庁 廊下 | 川崎マリエン 交流棟の廊下[HP] |
右京と冠城がフォトスに行く時に通った道 | 都庁通り[地図] |
週刊フォトス | プラネアール 調布スタジオ[HP] |
美彌子と話をした店 | Anchor Point[HP] |
警視庁 刑事部長室 | 川崎マリエン 第6会議室[HP] |
桂川宗佐が通っていたクラブ | ELE TOKYO[HP] |
栗橋が美彌子を乗せて通った道 | 東京都道484号線[地図] |
警察庁 峯秋の部屋 | 川崎マリエン 第6会議室[HP] |
こてまり前の道 | 荒木町の道[地図] |
鶴田から電話がかかってきた時に右京がいた場所 | 国会前庭[HP][地図] |
鬼石美奈代がいじった動画を撮った場所 | 川崎マリエン ホール[HP] |
鬼石美奈代が拉致されるフェイク動画の場所 | 高架下の道(信濃町駅付近)[地図] |
<撮影場所ごとのまとめ>
衆議院憲政記念館(国会前庭)[HP][当ブログの記事]:冠城と角田が弁当を食べながら話をした場所、鶴田から電話がかかってきた時に右京がいた場所
品川区のマンション1820:桂川宗佐の住んでいるマンション
川崎マリエン[HP][当ブログの記事]:警視庁(内村と中園が柾庸子と話をした部屋、廊下、刑事部長室)、警察庁(峯秋の部屋)、鬼石美奈代がいじった動画を撮った場所
江東区のマンション1820:美彌子のマンション?(右京と冠城が送った美彌子を下ろしたり美彌子が栗橋に声を掛けられたりした場所)
江東区役所:品川中央署
新大橋通り(京王プレッソイン日本橋茅場町前):鶴田が栗橋と電話をしている時に通った道
茶寮一松[HP]:料亭(小手鞠がいた店)
日本大学理工学部[HP]:城和工科大学
都庁通り:右京と冠城がフォトスに行く時に通った道
プラネアール 調布スタジオ[HP]:週刊フォトス
Anchor Point[HP]:美彌子と話をした店
ELE TOKYO[HP]:桂川宗佐が通っていたクラブ
東京都道484号線:栗橋が美彌子を乗せて通った道
荒木町の道:こてまり前の道
高架下の道(信濃町駅付近):鬼石美奈代が拉致されるフェイク動画の場所
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