放送日:2012年12月19日
第9話 「森の中」の続き。
あらすじ
公式
何者かに暴行を受け、記憶喪失になってしまった享(成宮寛貴)。やはり「まろく庵」の人間たちが享と関わりがあったことは間違いなさそうだ。
伊丹(川原和久)らは入院中の享に「まろく庵」の生方(山本學)、坂口(ウダタカキ)、榊(相葉弘樹)らの写真を見せ、彼らが全員過去に犯罪での逮捕歴があることを説明する。そんな人間たちと享の間に何があったのか改めて質問するが、享はやはり「鈴の音」以外は思い出せないという。
一方、右京(水谷豊)は「まろく庵」周辺で聞き込みをする。近くの商店の女店主の話では、生方と行動をともにする真智子(柴本幸)の父・伏木田はガンを患っていたが入院もせず、医師に往診してもらっていると聞いていたという。その女店主がやせ細った伏木田を最後に見たのは、半年ほど前だったとか。
伊丹らが家宅捜索令状をとり、「まろく庵」へ乗り込んだ。右京も伊丹らに合流したそのとき、生方が「享を半殺しの目にあわせたのは私です」と自供するのだが…。
生方の不可思議な自供の裏に隠された驚くべき真実とは? 窮地に陥った享を右京は鋭い推理で救えるのか!?
ネタバレあり
- 伏木田真智子の声紋鑑定をして通報した人物と確認。
- まろく庵の近所で聞き込みをすると、まろく庵の庵主・伏木田辰也(真智子の父)は半年前に死んだという。
- まろく庵の家宅捜索を行う。生方が「カイトが長尾恭子を襲ったため半殺しにした」と自供。
- カイト、車の中で恭子の首を絞めたことを思い出す。
- 現場検証をし、生方らに推理をぶつけて自白させる(伏木田の死亡届は出されておらず半年前に亡くなったというのはうそ、伏木田は「即身仏」になるべく土の中で命が尽きるのを待っていたがまだ死んでいないことを知らせるために鈴を鳴らしていた、鈴の音にカイトが気付いて騒いだため生方らがカイトを痛めつけた、真智子がすんでのところで「父のためにみんなを人殺しにはさせられない」と止めに入ってカイトは殺されずに済んだ、真智子と恭子が車で公衆電話までカイトを運んでいる途中でカイトが意識を取り戻してまだ暴行を受けていると錯覚してとっさに恭子の首を絞めた、鈴の音はカイトが来た夜に鳴り止んだ)。
- 伏木田が病室に現れてカイトの記憶が戻る。
- 右京とカイトはまろく庵で「かろうと」(伏木田が即身仏になるために入った場所)を探すがカイトは場所を思い出せず。真智子は「3年3カ月、法律には触れるかもしれないけど父の祈りを成就させるために絶対掘り起こす」と告げる。
- 伊丹に「今回はカイト坊ちゃんが被害者ということで警部殿とつるんで動きましたがこれに味をしめてこれからもわれわれと仲良くできるなんて思わないでください」と釘を刺される。
感想/気になる点など
- 8時39分に右京カイト揃って名札を引っくり返してるけど、登庁時間は8時半じゃなかったの?
キャスト
水谷豊:杉下右京
成宮寛貴:甲斐享
鈴木杏樹:月本幸子
真飛聖:笛吹悦子
川原和久:伊丹憲一
大谷亮介:三浦信輔
山中崇史(山中たかシ):芹沢慶二
山西惇:角田六郎
六角精児:米沢守
片桐竜次:内村完爾
小野了:中園照生
柴本幸:伏木田真智子(まろく庵)
ウダタカキ:坂口冬二(まろく庵)
梶原ひかり:長尾恭子(まろく庵)
相葉裕樹:榊大志(まろく庵)
末広透:三隅慎二(まろく庵)
尾高杏奈:ルミ(青梅市中央病院看護師
前田昌明:伏木田辰也(まろく庵庵主)
阿部裕見子:日用品店?女店主
志水正義:大木長十郎
久保田龍吉:小松真琴
山口研志:吹上署刑事
新虎幸明:吹上署刑事
山本學:生方豊茂(まろく庵)
石坂浩二:甲斐峯秋
ロケ地
劇中の場所 | 撮影場所 |
---|---|
青梅市の中央病院(カイトが入院した病院) | おおたかの森病院[HP] |
まろく庵 | 元湯玉川館(別館)[HP] |
警視庁 廊下 | 川崎マリエン 交流棟の廊下[HP] |
警察庁 次長室 | 川崎マリエン 第7会議室[HP] |
<撮影場所ごとのまとめ>
おおたかの森病院[HP]:青梅市の中央病院(カイトが入院した病院)
元湯玉川館(別館)[HP]:まろく庵
川崎マリエン[HP][当ブログの記事]:警視庁(廊下)、警察庁(次長室)
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